竿とリールの基本操作

◆竿の持ち方

 釣りを知らない人に竿を持たせてリールを操作させると、必ずといっていいほど竿尻を持ってリールハンドルを回そうとする。これは釣りを知っている人からみると滑稽に見えてしまう動作だ。

 このように間違った使い方をしないためにも、まずは竿とリールの基本操作を覚えておこう。

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◯竿の握り方

 人差し指と中指、中指と薬指のどちらかの間にリールフットを挟むように持つのが基本。竿をしっかりと握り落とさないことはもちろん操作を楽にする位置だ。

 竿のバランスはここを握ったときに設定されているため、竿の性能を最大限に生かすという目的もある。

◆キャスト

◯リールの操作

 リールのベイルをオープンにして、道糸を人差し指に掛ける。竿をバックスイングして真正面へと振り下ろす。この際、指に掛けた道糸を離すタイミングがキャスト性能や距離の全てとなる。

・目的の方向へ真っ直ぐに竿を振り下ろす。

・飛行角度は45度くらいを目安に道糸を離す。

・着水するまで竿は動かさない。

 この3点に気をつけてキャスティングするように心掛けよう。

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◯遠くへ投げるとき

 投げ釣りやルアー釣りでは、重いものを遠くへ飛ばす動作が多い。より遠くへ飛ばすために重いオモリなどを使うことも手段だが、竿の弾力をフルに活用するとさらに飛距離が伸びるだろう。

 要は竿の胴に重みを乗せて反発力で飛ばすということ。リールシートを持った手を軸として、竿尻側の手を手前に引くような感じでスイングスピードを速くして竿を少し押し出すようなイメージでキャストするとよい。これには少しコツが必要なので、何度も練習しよう。

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◆仕掛けの操作

 ウキを使って釣りをする場合、潮の流れに乗せて流すため、絶えず操作が要求される。もし、投入後に竿を置きっぱなしにしていたら、竿先から孤を描くように仕掛けは陸側へ戻ってくるようになる。これではウキを使う意味が無いのと、魚が釣れない原因となるため、仕掛けは必ず潮の流れにのせ、ウキが流れた分道糸を出すように心掛けよう。

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◆リールの操作

◯トラブルを回避しよう

 初心者で最初に多いトラブルはリールだ。リールに巻いてある道糸は、雑に扱うとポロポロと出てしまうため絡んでしまう。このトラブルを防ぐには、必要以上にリールのベイルをオープンにしないことと、オープン時は道糸を手放しにしないということだ。

 もう一つは道糸の巻き取り操作が悪く、リールスプールに巻かれた道糸が緩く巻かれてしまっているときに起こりやすいバックラッシュ。仕掛けを投げる際に、緩く巻かれた道糸がいっぺんに出てしまい絡んでしまう現象で、こうなるとほどくのに時間がかかり、釣りをする時間すら失ってしまう。皆さんもこういう光景を目にしたことはないだろうか? 初心者によくある風景だ。

 このトラブルを回避するには、仕掛けを巻き取る際には必ずテンションを加えるということしかない。たるんだラインを巻きとってしまうとこの事態に陥るため、常に意識が必要となる。

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◯サミングを活用しよう

 投げる、流す、巻くの一連の仕掛け操作に慣れたなら、リールで仕掛けの微調整を行おう。

 サミングというテクニックで、リールスプールに指を添え道糸の放出を調整する動作だ。

・仕掛けキャスト時、任意の場所で止めたい場合。

・ウキ釣りで仕掛けを流す際、少しずつ道糸を出したいとき。

・仕掛けを少しずつ調整しながら沈めたいとき。

 など、活用できる範囲は広いので試してみよう。

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